
鈴虫寺 | |
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■所在地:京都府京都市西京区松室地家町31 ■通常の拝観時間ご案内: 開門 9時 閉門 17時(最終受付16時30分) |
鈴虫寺には妙徳山 華厳寺(みょうとくさん けごんじ)という正式名称がある。秋だけではなく、春夏秋冬いつでも鈴虫の音を聞くことができることから「鈴虫寺」という名で親しまれている。華厳寺は江戸時代中期の享保8年(1723)、華厳宗の再興のために鳳潭上人(ほうたんしょうにん)によって開かれ、現在は臨済宗(りんざいしゅう)に属する禅寺となっている。本尊である大日如来のほかに地蔵菩薩(じぞうぼさつ)も安置していて、全国から地蔵信仰、入学・開運・良縁祈願の方々をはじめ、多くの方が祈願をしに訪れる。京都市内を一望することもできる松尾山麓にある華厳寺の魅力の一つは「鈴虫説法」である。住職をはじめとする僧が、華厳寺のこと、お参りの仕方、日々の心の持ち方について参拝者に説法する。禅宗の教えの一つである「茶礼」に基づき、参拝者にはお茶とお菓子が用意され、心和やかに参加することができる。「幸福地蔵さん」も魅力的である。華厳寺の石段を上った山門脇に立っており、正式名称は「幸福地蔵菩薩」と言う。ふつう仏様は皆裸足だが、「幸福地蔵様」は日本で唯一、わらじを履いている。これは、お地蔵様が皆の所まで願いを叶え、救いの手をさしのべるため、歩いて来てくださるからと伝えられている。欲張らず、今どうしても叶えて頂きたい願いを一つだけお願いすると、きっとお地蔵様が皆様のところまで願いを叶えにきてくれるだろう。幸福地蔵様の化身、お地蔵様が入っているお守り・お札も境内にて用意されている。 |
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【アクセス】
京都駅から
市バス【28番 大覚寺行き】→【松尾大社】下車 徒歩15分 約60分
京都バス【73、83番 鈴虫寺行き】→終点下車 徒歩2、3分 約60分
タクシーで鈴虫寺まで約2,000円~2,300円 約25分
三条京阪前から
京都バス【63番 鈴虫寺行き】→終点下車 約60分
四条烏丸から
市バス【29番 国道中山洛西バスターミナル行き】→【苔寺道】下車 約50分
京都バス【73番 鈴虫寺行き】→終点下車 約50分